わたあめ

あたしは笑顔を見せた。

「ん~、でも週1回ぐらいにしとくね」

奈々枝は苦笑いした。

奈々枝は心も綺麗だなぁ・・・。

「了解、気を遣わなくていいからね?」

「うん、でもちょっとぐらい遣わせて」

それから、数学の授業が始まった。

あたしは教師に隠れて

机の下でメールを打った。

勿論昌にね。