それでも、そんな切っ掛けがあったからこその『今』がある。

 そう、そんな伝説とも言える『先代』の息子さんにあたる方の経営する焼鳥屋さんに通うようになった。

 先の
「神の領域だ」
と言っていた課長も、時々は『お持ち帰り』で買って帰っているらしい。

 そんな末裔の店は、それ程フレンドリーで通いやすいのだ。