それでも私は、それ程の場所へ直に行って、そんな神のような方々と酒を飲んできたのだ。

 しかし、それを可能としたのは、あの頃そんな大物オーラを発揮していたとは感じなかった、指導教官の上司が付き添ってのものだった。

 だから、それ以後は、全く行っていない。

 そこへ一人で行こうなど、無謀というよりも暴挙でしかない。