高瀬が戸惑った表情であたしを見てる。


あたしだって。


まさかの自分の言葉に、固まってる。

だけど…これはチャンスなんじゃないの?


あたしは高瀬が好きで…。


だから…。


「…。高瀬。一緒に寝なさいよ?…命令よ?」


今夜だけは、ねぇ?