可愛く無くてごめんなさい~わがままお嬢様とその執事~愛鈴編

「お嬢様。ティータイムの後で、私とダンスのレッスンを居たしませんか?」


そう高瀬に声を掛けられたのは、それから数日後の土曜日だった。


「ダンスのレッスン?どうして?」


あたしは乗り気じゃない。


「ダンスなんて…………。」


「お忘れですか?お嬢様…。明日は、知秋さまの館で招かれていらっしゃるではありませんか…。」






「ああっ」