パラレルライン




と、その時でした。



あたしの助けを求める声が届いたのだろうか。


「あれ?絢美ちゃん!何してるの??」


お助けキャラ登場…!!!


「百合!!」


百合はあたしの教室の前の廊下をちょうど通りかかっていたみたい。


「大変そうだね、手伝うよ!」


ニコ☆


出た、百合スマイル……!!



せっかくだからあたしは百合に手伝ってもらうことにした。