「そんなに悔しかったか?」 龍太郎はカバンを手に取って 帰る準備をし始めた。 「別に?」 「あっそ?…俺帰るわ」 龍太郎はそう言って じゃ、と片手を挙げた。 悔しいって 何に? 『そんなに悔しかったか?』 『わたしが龍太郎くんのこと 好きになってもいいよね?』 あーばかばか! 悔しいのは打たれたから… そうに決まってるじゃん…