…てことで、待つこと三分。
ママはずーっと何か叫んでた。
『で!? あたしのまおちゃんが妊娠したって本当じゃないでしょうね!?』
「本当だっつったらどうすんだよ」
『そうねぇ…今すぐウィーンにすっ飛んでってあんたをしこたま殴ってまおちゃんを抱きしめるわ』
「……」
マ、ママ…。
最後の一番意味わかんないんだけど。
なんで抱きしめるんでしょう…。
…あ、ちなみにあたしは…。
「真緒…なにしてんのあんた?」
「いや…ちょっとね」
…あたしは、かっくんの電話に耳をくっつけて堂々と盗み聞き。
『…ってそれじゃ本当なの!?』
「いや、嘘だって最初に言っただろ何回も」
「…二回しか言ってないお?」
「いーんだよ二回以上は“何回も”で」
『あら。まおちゃんいるの? 代わって』
「…だと」
わーい!
久しぶりにママとお話っ❤
「ママ!」
『まーっ。まおちゃん元気?』
「うん。…あ、でも一昨日は死んでたよ」
「……あ。もしかして…」

