秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


わんじゃねーわよ…。

ひどくないそれひどくない?


「よしよし」


嬉しそうな梨音の頭を撫でるかっくん…に、炎を燃やさんばかりの嫉妬!

まおの梨音なのに!

かっくんの…! ばかっ…!


『ねえねえマヒロ、あたし達帰ったほうがいい? ほら、お昼だし…』


そんなあたしをお構いなしにそう言うメイリー。

ハンカチを噛みしめながら(そんな気持ちなだけ)ぐるんと振り返る。


『ううんいいわっ。一緒に食べましょうっ』


『そ、そう? それならまあ……ていうか…なにその迫力…』


ううんなんでもないわっ。

気にしないで!?


しくしく涙を呑みながら握りしめていたひもをつけて、琥珀を抱きしめ頬ずりしながら歩いた。


「琥珀はまおの味方…」


「くーん?」


うんうんそうそう。

おかーさんは傷ついてるのよ。

慰めて……ね…………って…。


「あらぁ琥珀、どうしたの?」


「……」


りんりん…。

りんりんまで…!

いや、琥珀まで…!

そんなに…!


「かっくんも琥珀も、胸がでっかい美女がすきなのね!?」


「俺をそこに入れるなや」