秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


―――……


「おおおー! 着いたね着いたねっ。かっくんすごいね!」


「右曲がってまっすぐ行っただけだろが」


あれっ。そお!?

そんなことないっ(はず)!



―きゅーんきゅーん



「ん? 琥珀?」


みんなを引き連れて……てかみんなに連れられて、お部屋に着いたとき。

扉に手をかけたら、中から琥珀のなにやら嬉しそうな声が聞こえてきた。


「あれ…。どうしたのかな」


なんかいいものでも見つけたんだろっか?

不思議に思いながら、ガチャッと開けた。




「おーよしよし。いい子だねー琥珀。やっぱり大きくなったね」


「梨音たーんっ。そんなつれへんとこまでママに似んでもええんで?」


「あらなに言うの。アンタ限定よ真緒も梨音も」



「……」

「……」


―バッタン


…あはははは。

うふふふふ。


…うん、閉めた。

開けたけど、閉めた。


なんかね、あたし、幻が見えちゃったみたい。

きっと疲れてるのね。精神的に。