「ちょっとどうしてくれるわけ? なんかもうどっから突っ込んでいいのか分かんないんですけど」
「それならやめときたまえ。私はこのチェックがすんだら帰る」
「あっそ…。なんかもう、なんでもいいや」
あーあー。
なんか無駄に疲れたぁ。
『行こう行こうみんな行こう』
せっかく来てくれたんだし、お部屋で遊ぼっか、ね!
うん、それがいい…!
「さーかもーとさーん! ピーチティーをー、えーと…いちにーさん……七つ! 入れてねー」
「はーい! かしこまりました!」
『どっから声した今!?』
ふふん。
坂本さんは、どこにいても返事が返ってくるんだよ。
そして五分以内に仕事は片づけるの。すごくない? もうプロだよプロ。
「かっくんー……」
「あん?」
「…お部屋どっちだっけ」
「……」
夢中で走ったからさ、どっから来たか忘れたよ。
あたしここに住んでまだ三ヶ月だし…。
無駄に広いから分かんない。
「ハア…」
「えへ❤」
やだなもうかっくんたら❤

