秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


のんきに思い出している間にも、気付く人は増えてくる。

あたしなんかにそんなに興味持つなんて……ヒマなのかなみんな、相当。


『だとしたら世界中暇人だらけだわよ!?』


リジュの突っ込みも無視して、『マヒロちゃあん❤』と寄ってくる女の子や、どさくさに紛れてる男の子達を…。


『!!』


キッと睨みつけた。



『ご……ごめんなさい…』


するとまあ、面白いくらいにぞろぞろと引いて行く人の波、波、波。

逆にどれだけ集まってたの?


『藤峰の眼光…』

『これこそまさに“睨み”だわね』

『いや、なにか違う気もする』


またもこそこそと頭をくっつけあう三人の下から潜り込み、真ん中からひょこっと顔を出して「なになにー?」と言ってみると。


『うおわ!?』

『どっから出てきてるの!?』

『びっくりしたぁ!』


…と、散々驚かれた。

みんな三歩ずつくらい後ずさってるよ。


『おい行くぜ。さっきのでだいぶ自粛しただろ。…お前ちっせぇのにすげぇなあ』


「かっくんちっせえって言われたあ!」


「事実…」


「なに?」


「…いや」


ふうんあっそう。

事実とか言ってたらつねっちゃおうかと思ったよ。

よかったよかった❤