なにが引退ですか。
しばらく現役だコノヤロー。
せめてそのうちくらいはちゃんと仕事しようよ!?
そう思ったんだけど、まあああ言い出したらもうどうにもならないからね。
あたしとしても、いくら相手が嫌なやつだからって手を抜くわけにはいかない。
仕方なく。…仕方なーーー…く、するわけよ。仕事だから。
…分かる? し・ご・と・だ・か・ら!!
あやつにはそういう思いがないわけ!?
なんで? ねえなんで?
なんで娘に押し付けて平気で遊びに行けるわけ!
だってどこ行ってたかってーとグアムに旅行とかぬかしやがったのよ!
なんで今さらグアム!?
「そこかよ」
「だって死ぬほど行ってるんだよ? 海は地球の神秘だ。…とか言ってさ、月に一回は行ってた時期あったのに、なんで?」
せめて別の仕事とか…!
言ってくれればさ…!? あたしだって別に…!
怒りゃしねーわよ…!
「つーか落ち着けよ。なんだその恰好」
「うん…! 落ち着く…!」
そうだね、そうしよう!
うん…!
「…で? これ…いつだっけ」
「明後日だな」
「げ」
うっそそんなすぐだったの?
あーもう…。
今回で終わればいいけど…否!!
「終わらせる!」

