秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


え…。

ち、ちょっと今…あたし、胸を打たれましたよ…?

すっごーくきゅんきゅんきてますよ…?


「す、好き…❤」


目をハートにして抱きついた。

かっくんは、ぷいってそっぽ向いちゃったけどね。


「愛ね」


「調子乗んなよコラ」


「乗るし。めっちゃ乗るし」


「……」


調子乗るためにあるんじゃないの、愛って!?

違う…!? ねえ…!


「…で…もういいってことは、しないって…ことかな?」


「だってお前、ここにいるし」


「ここ…に……?」


「……俺の…腕の中にいる。追いかける必要ないだろ? もう離さない」


「…!」


なんか…なんかね。

ストレートに響いてくる。

いつも嘘偽りのない人だからかな?

すごくまっすぐに、心に響いてきた。


「じゃあ…おうちでは、やってね」


「…気が向いたらな」


「あ、それはダメー! だっていつも気が向かないからって言って断るでしょ」


「気が向かないときにやったっていい音は出ねぇの」


くっ…! 言い訳のくせに最もなことを…!