トランプとかー…なんとか?
『そんなつまんねーこと言わないで❤もっと楽しいことし…あ"う!?』
『じゃあねみんなまたあとでー。メイリー明日ね❤……アッシュだいじょおぶ?』
『ばいばーい』
『だ、だいじょおぶ…ぐほっ』
大丈夫じゃなさそー。
まあ…無理もないよね。
だってさ、ほら。
かっくんと、メイリーリジュハディの三人に挟み撃ちにされたんだもんね。
そりゃあ…ぐほってなるよね。
若干同情しつつもいつものことなので特に気にせず、車に乗り込んだ。
「野木さぁん、ちょっとぐるっとして」
「は…。かしこまりました」
どらいぶどらいぶ♪
景色は見えないけど…まあどらいぶどらいぶ♪
「かっくんぎゅっ」
車が発進してすぐ、両手を伸ばすと、柔らかい表情で引き寄せてぎゅうしてくれた。
最近は、車の中でこうしてるのが一番幸せなとき。
…だってね、おうちじゃ時々父様が乗り込んで来たりお兄ちゃんが乗り込んで来たりみんなが乗り込んで来たり…。
とにかく色々乗り込んでくるの。
かっくんは不機嫌になるしなんか色々萎えるし、二人っきりになれるのは車の中だけ。
運転席とはしきりがあるしね。
「ねえこれ食べようよ。ぷっきー?」
「ぽっきー?」
「ああそう」
こないだしゅっちゃんがくれたんだよ。
なんか細い棒のお菓子。

