秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


前には、メイリーとリジュとハディが横に並んで歩いてて、右側にはいつも通りかっくん。

左側にはシュンが歩き、後ろには肩を落としたアッシュ。


……どんだけ!?


ハア…と思わずため息をついたとき、リジュとハディの間から見覚えのある黒い車がちらっと覗いた。


「野木さんだ!」


声を上げると、案の定…。


「真裕様、お帰りなさいま…せ……? …ま、真裕様いずこに!?」


「え、あの…ここ…」


「声のみ…!? …かっ、神隠し…!?」


「……」


野木さーん…。あなたねぇ…。


『…面白いわねミスターノギ』


『ん…。まあね』


てかそれ何気に失礼でしょ。

あたしそんなに…! そんっなに小さいですか!?

…否。みなさんが高すぎるだけなのです。

ついでに胸もでかすぎるだけなのです。


『マヒロ、それは関係ないわ』


『そんなことないのよハディ…!』


関係…あるはずよ…!?


三人の影からちょこんと頭をのぞかせると、「真裕様ご無事で!?」と素っ頓狂なことを言われた。

あんまりに的外れだ。


「四時までまだ時間あるねぇ…。かっくんなにして遊ぶ?」


「遊ぶのか」


「遊ぶの」