前には、メイリーとリジュとハディが横に並んで歩いてて、右側にはいつも通りかっくん。
左側にはシュンが歩き、後ろには肩を落としたアッシュ。
……どんだけ!?
ハア…と思わずため息をついたとき、リジュとハディの間から見覚えのある黒い車がちらっと覗いた。
「野木さんだ!」
声を上げると、案の定…。
「真裕様、お帰りなさいま…せ……? …ま、真裕様いずこに!?」
「え、あの…ここ…」
「声のみ…!? …かっ、神隠し…!?」
「……」
野木さーん…。あなたねぇ…。
『…面白いわねミスターノギ』
『ん…。まあね』
てかそれ何気に失礼でしょ。
あたしそんなに…! そんっなに小さいですか!?
…否。みなさんが高すぎるだけなのです。
ついでに胸もでかすぎるだけなのです。
『マヒロ、それは関係ないわ』
『そんなことないのよハディ…!』
関係…あるはずよ…!?
三人の影からちょこんと頭をのぞかせると、「真裕様ご無事で!?」と素っ頓狂なことを言われた。
あんまりに的外れだ。
「四時までまだ時間あるねぇ…。かっくんなにして遊ぶ?」
「遊ぶのか」
「遊ぶの」

