ぴょんぴょん飛び跳ねながら、リジュ達のいる方へ。
最終的にどーんっとハディに突撃した。
『ハァイマヒロ♪』
『ハ~イ』
「お前な……放り出したまま行くなよ」
「なにが? …あ」
あらいやだ。忘れてたわ。
呆れ声でやってきたかっくんが手に持っていたのは、あたしのバイオリンだった。
う~む。襲われたときに落っことしてそのままだったのね。
「にゃは❤」
「ほらちゃんと持ってちゃんと座る」
「はーい」
ちょこんと空いていたシュンの隣に腰掛けた。
かっくんはさらにその隣に。
「もはや保護者だねェお前さん」
シュンが、くすくす笑いながら肘をついて言った。
かっくんに言ってるみたい。
「うるせーな…」
「いやあ…誰にでもできることじゃあねェぜ? 保護者兼旦那。…くっくっくっ…」
「あのな」
『ねえマヒロ~、今日もケインのとこ、行くわよね?』
『え? うん』
『じゃあ今日もやるの!』
『ううん』
『えー…。ケチ』
『ケチて!?』
え、これケチなの? 違くない?
ケチってほら、写真撮らせてくれないかっくんのことをいうんじゃないの?

