秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


ぴょんぴょん飛び跳ねながら、リジュ達のいる方へ。

最終的にどーんっとハディに突撃した。


『ハァイマヒロ♪』


『ハ~イ』


「お前な……放り出したまま行くなよ」


「なにが? …あ」


あらいやだ。忘れてたわ。


呆れ声でやってきたかっくんが手に持っていたのは、あたしのバイオリンだった。

う~む。襲われたときに落っことしてそのままだったのね。


「にゃは❤」


「ほらちゃんと持ってちゃんと座る」


「はーい」


ちょこんと空いていたシュンの隣に腰掛けた。

かっくんはさらにその隣に。


「もはや保護者だねェお前さん」


シュンが、くすくす笑いながら肘をついて言った。

かっくんに言ってるみたい。


「うるせーな…」

「いやあ…誰にでもできることじゃあねェぜ? 保護者兼旦那。…くっくっくっ…」

「あのな」

『ねえマヒロ~、今日もケインのとこ、行くわよね?』

『え? うん』

『じゃあ今日もやるの!』

『ううん』

『えー…。ケチ』

『ケチて!?』


え、これケチなの? 違くない?

ケチってほら、写真撮らせてくれないかっくんのことをいうんじゃないの?