秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


『ど、どうも…』


『あら、相変わらず仲がよろしいのね❤あ、そういえばご結婚もなされたとか。やっぱり藤峰家は早いのねーおほほほほ』


『は、はあ…』


ちょっと内心引きつつ顔を引き攣らせて、かっくんから離れた。

先生ってさ……こんなに人に顔近付けて話す人でしたっけ…?


『では早速参りましょう。ささ、みなさん早く準備して』


パンパンと手を叩く先生の一言で、わらわらと動き出す生徒達。

あたしもその例外ではなく、机に立てかけておいたバイオリンケースを手に、またかっくんの横へ戻った。


『ねえねえメイリー、シュン達もいるの?』


『いるわよ。あすこ広いから、合同よ』


そうなんだ…。そういえば前もいたもんね。

それで同じ学校だって知ったんだっけ。


「あんたホントに本物だったんだな」


「ん?」


こ…!

この久しぶり過ぎるけど小生意気な感じの懐かしい声は…!


「ユウキではないか…!」


「つーか……ロリコン?」


「は?」


「あ?」


え?

……あれ、今のかっくんに向かって言った…ね…?

うん、確かにそうだね。

ユウキ、あたしの方見てないしね。

かっくん反応してるしね(キレ気味に)。


「だって結婚したんだろ? このガキと」


んまっ…! またガキって…!!