『ど、どうも…』
『あら、相変わらず仲がよろしいのね❤あ、そういえばご結婚もなされたとか。やっぱり藤峰家は早いのねーおほほほほ』
『は、はあ…』
ちょっと内心引きつつ顔を引き攣らせて、かっくんから離れた。
先生ってさ……こんなに人に顔近付けて話す人でしたっけ…?
『では早速参りましょう。ささ、みなさん早く準備して』
パンパンと手を叩く先生の一言で、わらわらと動き出す生徒達。
あたしもその例外ではなく、机に立てかけておいたバイオリンケースを手に、またかっくんの横へ戻った。
『ねえねえメイリー、シュン達もいるの?』
『いるわよ。あすこ広いから、合同よ』
そうなんだ…。そういえば前もいたもんね。
それで同じ学校だって知ったんだっけ。
「あんたホントに本物だったんだな」
「ん?」
こ…!
この久しぶり過ぎるけど小生意気な感じの懐かしい声は…!
「ユウキではないか…!」
「つーか……ロリコン?」
「は?」
「あ?」
え?
……あれ、今のかっくんに向かって言った…ね…?
うん、確かにそうだね。
ユウキ、あたしの方見てないしね。
かっくん反応してるしね(キレ気味に)。
「だって結婚したんだろ? このガキと」
んまっ…! またガキって…!!

