秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


―――……


うとうと…。

ああ、うとうと…。


「眠いなら寝な」


「うん……」


「着替えももういいだろ。そのまま寝ろ」


「うん……」


「ほらほんの数歩くらい歩け」


「うん……」


「ああ…ったく」


あ…なんだろ。

なんか体が浮いてる気がするよ。

ふわふわしてるよ。

あたし……あたし……。


……死んだとか?


…冗談。

いや、ホント。冗談だから。


「にゃむ…」


「俺は風呂に入…」


「えへ…❤かっくん…」


「ちょっ…おいこら…!」


あたし、無意識の間にかっくんをぐいっと引っ張っていた。

遠くなる意識の中、「ハア……ったく…」と呟いて、ぽんぽんと温かい手に頭を撫でられたのを感じた。

それからはずっと、かっくんの温もりに包まれていた。


…だから好き…❤

どうしようもなく、好き。