―――……
うとうと…。
ああ、うとうと…。
「眠いなら寝な」
「うん……」
「着替えももういいだろ。そのまま寝ろ」
「うん……」
「ほらほんの数歩くらい歩け」
「うん……」
「ああ…ったく」
あ…なんだろ。
なんか体が浮いてる気がするよ。
ふわふわしてるよ。
あたし……あたし……。
……死んだとか?
…冗談。
いや、ホント。冗談だから。
「にゃむ…」
「俺は風呂に入…」
「えへ…❤かっくん…」
「ちょっ…おいこら…!」
あたし、無意識の間にかっくんをぐいっと引っ張っていた。
遠くなる意識の中、「ハア……ったく…」と呟いて、ぽんぽんと温かい手に頭を撫でられたのを感じた。
それからはずっと、かっくんの温もりに包まれていた。
…だから好き…❤
どうしようもなく、好き。

