「きゃっきゃじゃあるかコラ」
「にゃんっ」
むぎゅっと頭を抱え込まれて、思わず声が出た。
だってドキッとしたんだもんぶっ倒れるかと思って。
「…帰ったら、今日はもう終わりな」
「……うん」
真上から見下ろしながら言われて真上を見上げて答えると、くいっと顎を掴んでキスをされた。
「ん……」
ぎゅっと思わずかっくんの服を握りしめると。
「…っん」
ああもう…。
このあと、バイオリンに集中できなくなっちゃうじゃん…。
「んん…」
息を漏らしながらぼんやりそんなことを考えるほどに、熱っぽいものに変わった。
「はあ……」
しばらくして離れて、大きく息をついた。
まだ胸がきゅんきゅんしてる…。
「もう帰りたい…❤」
「まだ行ってもねぇ」
あーんだってかっくんがあんなちゅうするからいけないんだよ。
離れたくなくなっちゃう。
名残惜しげに指をくわえるも、そろそろ目的地。
仕方なーく。
…仕方なーーーーく、かっくんの膝から降りた。

