秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


「力いっぱいバカゆうたな」


うん、全身の力を込めたっ。

…っていやそうじゃなくて。


「ぶっちゃけ邪魔なんですけど」


『ぶっちゃけすぎ!?』


だってせっかくの…!


「かっくんとラブラブ…! あ…! せっかくの練習時間が…! ね…!」


『今絶対ラブラブって言ったわ』


『カエデの睨みのせいで言い直したのね』


ううんそんなことないっ。

もちろん最初から、練習しなきゃって思ってたわっ!?

やあねリジュにハディったら。

おほほやあねもうおほほ!


「…てなわけで、みなさん出てっておくんなせい」


きゅぴーんと目を光らせ、ごまかし…あいや、練習のために追い出し!

あたしは! 今度こそバイオリンを握った…!


「…………なにやるんでしたっけ」


「はっ倒すぞてめぇ」


にゃにゃにゃー!

ごめんなさいごめんなさいえーとたしか……。


「ブラームス…?」


「どっから出てきたそれは」


あれ。違ったか。


「あ、モーツァルト!」


「……」


…は、かっくんのイメージだっけ。