秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


しばらくみんなわーわーと慌ててたので、ほっといてかっくんとシュンと静かにお話。

さすがにシュンは落ち着いてるね。

あんなのばっかじゃなかったよまおの周り。

一人や二人くらい、まともな人がいてもいいよね!


「まあかっくんやシュンがまともかってーとそうでもないけどねーあはは…は……ごごごごごごめんなさいごめんなさい嘘ですー!」


「一番まともじゃねぇお前に言われたかねぇよコラ」


「にゃう~…」


シメられた…。なんかシメられた…!


「しかし本当だぜ」


「ん? なにが?」


「お前さんが業界に戻るたぁ思わなかったな」


「そう?」


戻るもなにも…別に特に休んでたわけじゃないんだけどな。

ただ、来る仕事を片っ端から蹴りまくってただけで。


「いや、せめて休むの一言くらい言えよ」


言ったところで聞きゃしないよどうせ。

そんなこと言わずに~とかって持ってくるに決まってるんだ。


「ま、それだけ望まれてるってことさ」


「望まれてる?」


「おうよ。世界中から愛され、それだけの才能を持ちながら同業者に恨まれることもない。それこそが、お前さんの本当の“才能”なのかもな」


どう……なんだって?

どうぎょうしゃ? しゃって……車? 会社?


「おい…。こいつバカなんだぞ? んなこと言って分かるかよ」


「…それもそうみてェだな」


「ちょっと」


言うほうも言うほうだけど、納得するほうもするほうだ。