「……!」
弾んだ声で、どうやって? と聞いたあたしの口は、即座に塞がれていた。
かっくんのそれで。
「……よし。飯食い行こう」
「……❤」
ちょっと照れた感じで先を歩くかっくんが可愛くてかっこよかった。
なんかもう…!
『アイツのキスは穢れているが、オレのキスは神聖だ』みたいな感じもイイ!!
超イイ! すっっってき!!
「きゃは~っ! 待ってかっくん❤」
なんだ……怒ってたんじゃないんだ。
さっきのヘンだったのは、怒ってたんじゃないんだ。
そう思うと嬉しくて、はしゃぎながら背中を追った。
「あら、お嬢様方。どうなされました?」
厨房に顔を出すと、坂本さんが不思議そうに…でもにこやかに声をかけてくれた。
「おなかすいたのー。しかくいの作って!」
「は……しかく…?」
「だから三角だっつってんだろ」
ああ、うん。それそれ。
なんだっけ? お…お……。
「おにぎり?」
「おにぎり…でございますか。かしこまりましてございます。では直ちに」
「わあほんと? ありがとう!」
さすが坂本さんっ❤
信じてたっ。

