秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*


じりじり後退しながら愛想笑いを貼っつけていると、りんりんがすごーく不機嫌そうに口を開いた。


「ちょっとっ。真緒までそんなわけわかんない言葉喋らなくたっていいでしょ!」


「わけわかんないって…。これでも地球の言葉…」


『地球の言葉て、そっちのが笑えるんだけど!』


笑うなよメイリー。

いや、大笑いし過ぎでしょ。


「しばらくこっちにいるつもりなんだろ? ちょっとは勉強すれば」


「そういうあんたこそ」


「僕は別にいいんだよ、分からなくても」


「あっそう。そんじゃあたしがうんと勉強して悪口言ってもいいのね!」


「できるんならね」


「やってやるわよ!」


…りんりんって…。


「…てわけだから教えてよ真緒」


「まお無理~。かっくんにして」


「真裕以外お断り」


「んまーっ堂々とバカップルぶりをアピールしちゃって…」


ぷんすかしてるりんりん、なんかかわいい。

蓮くんはなんか難しそうな本読んでるし、しゅっちゃんはなんか落ち込んでる。

メイリーはまだ笑ってるし、リジュもおかしそう。

ハディは相変わらずアッシュを蹴倒してるし、シュンは腕を組んで壁にもたれてる。

かっくんなんて、ベッドでごろごろするあたしの側に座って髪を弄んでる。


そんなみんなを見ながら、あたしはある決意を固めた。

ちょっと前から考えてたこと…。

誰にも言わずにどうしようか考えてたけど、やっぱりそうしようかと思う。