じりじり後退しながら愛想笑いを貼っつけていると、りんりんがすごーく不機嫌そうに口を開いた。
「ちょっとっ。真緒までそんなわけわかんない言葉喋らなくたっていいでしょ!」
「わけわかんないって…。これでも地球の言葉…」
『地球の言葉て、そっちのが笑えるんだけど!』
笑うなよメイリー。
いや、大笑いし過ぎでしょ。
「しばらくこっちにいるつもりなんだろ? ちょっとは勉強すれば」
「そういうあんたこそ」
「僕は別にいいんだよ、分からなくても」
「あっそう。そんじゃあたしがうんと勉強して悪口言ってもいいのね!」
「できるんならね」
「やってやるわよ!」
…りんりんって…。
「…てわけだから教えてよ真緒」
「まお無理~。かっくんにして」
「真裕以外お断り」
「んまーっ堂々とバカップルぶりをアピールしちゃって…」
ぷんすかしてるりんりん、なんかかわいい。
蓮くんはなんか難しそうな本読んでるし、しゅっちゃんはなんか落ち込んでる。
メイリーはまだ笑ってるし、リジュもおかしそう。
ハディは相変わらずアッシュを蹴倒してるし、シュンは腕を組んで壁にもたれてる。
かっくんなんて、ベッドでごろごろするあたしの側に座って髪を弄んでる。
そんなみんなを見ながら、あたしはある決意を固めた。
ちょっと前から考えてたこと…。
誰にも言わずにどうしようか考えてたけど、やっぱりそうしようかと思う。

