「あれって…由香里?」 曲がり角に差し掛かった十字路で丁度、数メートル先に視線を向けたまま、悠は立ち止った。 それにつられて私も立ち止り、数メートル先に視線を向けた。 …確かに由香里さんだ。 似てる人にしては似すぎてる。 久々に見た由香里さんは以前に比べて痩せていた。 髪も服装もボロボロに乱れているようにも見えたのは見てる位置が少し遠いからなのかもしれない。 「見間違いじゃない…よね?」