朝、目を覚ますとカーテンの隙間から太陽が顔を出していた。


セットしたアラームを解除してベッドから降りた。


背伸びをしながらベランダへと向かった。


大きな欠伸をしながらベランダに出ると暖かな日の光が注がれた。


空に視線を向けると眩し過ぎて私は目を細めた。


「綺麗…」
ポツリと呟いて太陽に向かって微笑んでみた。


室内に戻り、朝食の準備を始めた。


私の朝は必ずパンと決まっている。
トースターの中にパンを入れてサラダを作った。


軽快な音を立ててこんがり焼けたトーストが顔を出す。


私はそれを皿の上に移し、朝食を摂った。


淹れたてのコーヒーが香る。
サクっと音を立ててパンを一口かじった。


やっぱりパンはいいなと呑気な事を考えていると時間がかなり進んでいた。


「やばっ!!」
私は急いで朝食を済ませ、制服に身を包み込んだ。


鏡の前でチェックして私は部屋を出た。