もう会えない君。



私…
気付かない間に隼を傷付けていたんだね。


ごめんね。
何度、謝っても心の傷は癒えないかもしれない。


だけど何度でも言うよ。
君の為なら何千回でも言うよ。


“ごめんね”の代わりに“愛してる”と。


好きな気持ちを何度でも言葉にして君に捧げるよ…。


私が隼と同じ境遇に立たされたら、きっと私は座り込んでしまうだろう。


好きな人に好きな人が出来たら…私は諦めてしまうかもしれない。
自分の友達が自分と同じ人を好きになったら…私は応援してあげられない。


きっと、縁を切ってしまうだろう。


だけど隼は自分よりも友達を優先した。
自分の気持ちよりも私の気持ちを優先した。


そんな隼は誰よりも繊細な心を持っているんだと思う。
そして誰よりも弱い、ガラスのハートを持っているんだと思う。


優しくて、いつも笑ってる隼。
私や自分の友達の為に怒ってくれる隼。


全て含めて君が好き。