Looking for a rainbow

「オレには聞く権利があるよね?」



あたしの頭を撫でながら、春樹が言う。



「可憐の消費した130万、オレが立て替えるんだから」



え?!



ホントに?!



「それとも、可憐が支払うのかな?」



ぶんぶんと、首が折れちゃうんじゃないかの勢いであたしは首を横に振った。