Looking for a rainbow

「何?」



あたしの顔をのぞき込むように、春樹が顔を近づける。



「あ…いや、ホストなんていつからと思って」



思わず、ドキッとしてしまったあたしは慌ててそんなことを聞いた。



「可憐たちが、最後にカラオケに来たあとすぐかなあ」