Looking for a rainbow

「ほら、余裕で間に合うじゃん」



隆が涼しい顔で、あたしを玄関へ送り出す。



「もお〜、そうゆう問題じゃないでしょお」



あたしはパンプスを掃きながら、隆を睨みつける。



「オレにそうゆう顔していいと思ってるの?」