モノクロ

『あの、もしかして……
未来から来た人ですか?』


隠れる場所もなくしゃがみ込んだままの俺達に言ってきたので、ゆっくり立ち上がる



ゆずは俺を見る
何と言おうか…言葉に詰まる



『何か俺達のことを知ってるんですか?』



少年は下を向き、話そうか悩んでいるようだ



すると山の下から大きな声が聞こえて来た



『よっちゃーん!
んなとこでなにしてんだー
帰らないんかー?』



俺達は急いでしゃがんだ
どうやらちょうど木に隠れて見つからなかったようだ



『…!
夏休みの宿題の絵!書く場所探してんだ』



『よっちゃんは本当真面目だなー』



俺は公園に誰もいなくなるのを確認し、立ち上がった



『確かに俺達はこの時代の人間じゃない
でもどうして分かったんだ?』



少年また下を向きうつむく