どのくらいの時間が経ったのだろうか



しばらくして光が弱くなり自然と目を開けることが出来た


古川さんを見ると調度目を開けるところだった


『今の何だったんだろう、まだ目が眩む』


と言い、目を押さえた
俺もまだ少し目が眩む


『花火の不発かなぁ』


『それにしては強い光りだったね
びっくりした〜』


古川さんは橋の下を出て土手を上っていく
俺も後に続くと古川さんは声を震わせて言った


『ま、町田くん…早く来て』


手招きをして俺を呼ぶ
俺は駆け足で土手を上りきり唖然とした


『何だこれ…、どうなってるんだ』