「なんで今日に限って…」 あすみは うなだれていた。 いつも肌身離さず 持ち歩いてるのに。 今日はリュックの中だ。 みんなも ここにいるのだろうか。 あすみはすぐに Mrs.ポークァーの 仕業でここにいるのだ、 とわかっていた。 「そ。うちカンいいからね」 あすみは みんなを探そうと 立ち上がった。