ある日の朝。


4人は
それぞれの家で
同時に目覚めた。


そして
掛け布団の上に
何かがあるのに
気づいた。

封筒だ。



[使命を持つあなたへ]



紫のような
黒のような
紺のような…
不思議に
輝く封筒には
銀色の文字で
そう書いてあった。


るみかは
封筒を手にとり
封を開けた。