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あのあと千歳君たちが来て、あたしたちは作業を進めた。
………で、只今放課後。
今日は2回目の委員会なんだよねぇ。
あたしは書記だから黒板に書かなきゃいけないこととかがあって、早めに来ていた。
会議室に入ると、静原先輩と千歳君はすでに来ていた。
「今日も梨紗先輩は遅れるんですか?」
あたしがそう聞くと、
「いや、今日は遅れられると困るから。ただあいつが来るのが遅いだけ」
なんて、静原先輩は言った。
「あ、杏乃ちゃんこれやって」
そう言ってひとつの資料をあたしに渡す先輩。
「あの、時夜先輩。いつの間に杏乃ちゃんって呼んでんですか」
って、千歳君がいきなり聞いた。
先輩相手だから言い方は柔らかいけど、千歳君怖いよ………。
「え、駄目なの?千歳は呼んでんのに?」
あたしに聞く先輩。
「別に駄目じゃないですけど………」
そう言って、あたしはチラッと千歳君を見る。
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あのあと千歳君たちが来て、あたしたちは作業を進めた。
………で、只今放課後。
今日は2回目の委員会なんだよねぇ。
あたしは書記だから黒板に書かなきゃいけないこととかがあって、早めに来ていた。
会議室に入ると、静原先輩と千歳君はすでに来ていた。
「今日も梨紗先輩は遅れるんですか?」
あたしがそう聞くと、
「いや、今日は遅れられると困るから。ただあいつが来るのが遅いだけ」
なんて、静原先輩は言った。
「あ、杏乃ちゃんこれやって」
そう言ってひとつの資料をあたしに渡す先輩。
「あの、時夜先輩。いつの間に杏乃ちゃんって呼んでんですか」
って、千歳君がいきなり聞いた。
先輩相手だから言い方は柔らかいけど、千歳君怖いよ………。
「え、駄目なの?千歳は呼んでんのに?」
あたしに聞く先輩。
「別に駄目じゃないですけど………」
そう言って、あたしはチラッと千歳君を見る。