先生は蒼い瞳の狼くん*2nd






「…っ」


いきたい、二人になりたい


だけど、絶対に行くもんか!行かない!絶対に


どんどんとはや歩きをしながら、私はそんな事を思う



先生が悪いんだ


先生が変な事言うから














だけど…

ふと立ち止まって、今日の自分の下着を頭に思い浮かべる


「…………」


確かに、色気がないかもしれない


先生は大人だから…やっぱり、透け透け?にしたほうがいいのかな


それとも、Tの形のものとか…ヒモパンとか?


「…む、無理!」


だ、だめ!そんなのをはいてる自分を想像出来ない!


「う~…っ」


もう、どうしたらいいの

このまま何もしなくて、今のままの下着だったら、先生にまた色気ない!って言われるし…お子様扱いされそうだし


そんなのイヤだ―…


「…あーっ」



頭がパニックになる―…

だめ、考えれば考えるほどおかしくなる

早く帰ろう、早く教室に帰ればもうそんな事考えないだろう




「うん!」



私は頭をブンブンとふるいさっきまでの考え事を消してから急いで教室に戻った




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