先生が買ってくれたココアは多分暫く飲めないかもしれない。勿体なくて―…
そう思っていると、先生はまた私の耳元でささやく
「…サラ」
「?」
「ちなみに、次見せる時はもっと色気のある下着を履くんだぞ」
頬を数回つつかれて…平然と言う先生
つ、次?
「なっ、次ってそんなこと…あ、いや、てか、色気のある下着なんて分からない…です…」
と、言うかそんなえっちな下着なんて持ってないし、"次"だなんて…
ブンブンと、頭で浮かんだ光景を振り払う
「分からないのか?」
「は…ぃ」
私は首を縦にふる
「例えば、透けてるとかどうだ?」
え……
「せ、先生。そーゆうのが趣味なんですか?」
「んー、そうだな。嫌いじゃない」
「………」
そうなんだ。
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