先生は蒼い瞳の狼くん*2nd





先生が買ってくれたココアは多分暫く飲めないかもしれない。勿体なくて―…




そう思っていると、先生はまた私の耳元でささやく


「…サラ」

「?」


「ちなみに、次見せる時はもっと色気のある下着を履くんだぞ」


頬を数回つつかれて…平然と言う先生

つ、次?


「なっ、次ってそんなこと…あ、いや、てか、色気のある下着なんて分からない…です…」


と、言うかそんなえっちな下着なんて持ってないし、"次"だなんて…


ブンブンと、頭で浮かんだ光景を振り払う



「分からないのか?」

「は…ぃ」

私は首を縦にふる


「例えば、透けてるとかどうだ?」


え……

「せ、先生。そーゆうのが趣味なんですか?」


「んー、そうだな。嫌いじゃない」


「………」


そうなんだ。




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