先生は蒼い瞳の狼くん*2nd





た、確かに…先生は見せられた方だ


だから、私がセクハラなんて言うのは違うのかもしれないけど…


「わた…し、教室、戻ります…」


もう100円なんてどうでもいい

ココアなんてどうでもいい

下着を見られた事がショック過ぎてそんな気力がない


「………」


なぜか、異様にスカートを気にしながら置いた瑠花達のジュースを再び胸に抱く


あんなことしなければ良かった…そう後悔したって遅くて


私は、先生を見ずにゆっくり歩き出すと―…



「サラ」


「…っ!」


グイッと手を引かれて、並ぶ自動販売機の死角に身体ごと引き込まれる


「せっ」

後ろから私の首に腕を回し落ちそうになる缶を必死に支えると、耳元で先生がささやく



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