先生は蒼い瞳の狼くん*2nd




ち、千尋先生!


自動販売機の下に手を入れてる所なんて、誰が見たって怪しい


しかも、千尋先生に見られるなんてっ

本当なら、久しぶりの再開に喜びたい所なのにそんな気分になれなくて…


「あ、いや、これはっ、そのっ」


慌てる私に先生は視線を反らしながら手で口を隠して、一呼吸してから再び見つめてくる


「サラ、パンツ見えてる。その体勢やめろ」


「……へ?」

パンツ?


「……………あっ」


バッとスカートを押さえてそのまま床に座ると、先生がクスリと笑う


私ってば、なんて言う格好をしてたんだ

いくら、お金を拾うためだからって…四つん這いになるなんて


しかも、先生に、先生に、先生に!


下着見られた……っ!




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