ち、千尋先生!
自動販売機の下に手を入れてる所なんて、誰が見たって怪しい
しかも、千尋先生に見られるなんてっ
本当なら、久しぶりの再開に喜びたい所なのにそんな気分になれなくて…
「あ、いや、これはっ、そのっ」
慌てる私に先生は視線を反らしながら手で口を隠して、一呼吸してから再び見つめてくる
「サラ、パンツ見えてる。その体勢やめろ」
「……へ?」
パンツ?
「……………あっ」
バッとスカートを押さえてそのまま床に座ると、先生がクスリと笑う
私ってば、なんて言う格好をしてたんだ
いくら、お金を拾うためだからって…四つん這いになるなんて
しかも、先生に、先生に、先生に!
下着見られた……っ!
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