先生は蒼い瞳の狼くん*2nd




小学校の時や中学生ではまだ男の人がそんなに苦手じゃなかったから


クラスの男友達にあげてた。もちろん少し好意をもっていた人にも



けれど、それは付き合っている人がいないからで…今の私が誰かにあげるってことは、何か違うのかもしれない



どうしよう…



そんな風に頭を悩ませながらその日、1日をすごした―…


















―――――………




その日のお昼休み


「えーと…紅茶にコーラと、暖かいお茶…」


異様に寒い校内、生徒なんてみんな教室にとじ込もって誰もいない廊下に堂々とそびえる自動販売機の前で私は寒さをこらえながら四人分の飲み物を買っていた


そんな所にどうして一人でいるかと言うと、それはお昼休みになり暫く経過した時のことだった



瑠花が"寒いから、ジャンケンで負けた奴がパシりになる+おごろう!"


と、言う提案をしたのだ



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