だから、正直…今瑠花にバレンタインとか言われてもピンと来ない


もちろん、あげたいとは思うけど、それよりも先生と一緒にいたい


「んー…」

そう頭を悩ませていると、瑠花が周りを見ながら私の肩を数回叩く


「ん?…なに?」

「あのさ、そんなに話したいならメールとか電話出来るじゃん。何も学校で話さなくてもさ。なに?それともそーゆうプレイしてるの?いやらしー!」


「……なっ」


平然と言う瑠花に、私はつい彼女から視線を外す

「か、からかわないでよ!」


瑠花の言う事はもっともだ


もちろん、全くしてない訳じゃない。電話はしないけど先生は私と付き合い初めてから頑張ってメールをくれる


それで知ったのは、先生は携帯電話と言う物に疎い


最初なんて、俺はメールなんてしない!なんて言っていたくせに、なんだかんだでメールはくれる


なんだけど…先生のメールは奇妙はものが多い



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