「え?」


な、なに…私どこかおかしい?


もしかして、バレてる?


そんな不安が過ると謙先生は私の胸元を指差す


「雪村?どうして冬なのにリボン外してるの?しかも、なんか頬が赤いわよ??」


「えっ!あ、いや…」


いくつもされた質問に、同様してしまう


前にもこんな風な雰囲気の時に誰かが来て慌てて離れたら、顔が赤いなんて言われた記憶がある


ど、どうしよう。なんて言えば…そう迷っていると先生が席から立ち上がり私の鞄を私に差し出した


「え…」


先生?


「謙、雪村は少し熱があるみたいで、さっきまで計ってたんだ」

「え?そうなの!?」


「あぁ、そんなに高くないけど一人で返すのは心配だから、渡部が来るまで待っててもらったんだよ。な?渡部」


先生が瑠花を見ると、一瞬私を見てから、何かを理解したのか、乱れた息を整えながらうなずく



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