「…」


私を見つめる二人の視線が痛いような、気まずいような、そんな気がしてならない


と、ゆーか…私は本当に何もかも知らなかったわけで…"あの人"に対して


なんであの日、教えてくれなかったんだろう?そんな事を思っている


同じ先生なわけで、龍之介くんの外出禁止は絶対に知っていたんだもの


なんだか、今日になって、全てを知った私はあの日から浮かれていた自分を攻めたくなる



もちろん、浮かれていた理由は――……



















『お前が、最近好きになった―…』




あの時の出来事――…






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