私が欲しい言葉を先生はくれない だからって、もう自分からそんなことは言えない 先生がそう思って、言って欲しい言葉だから… 「そんな男、どこがいいんだよ…」 「?」 「俺なら、離れるけど"待ってろ"っていう」 「……龍之介くん」 「でも、そんな事を言われてもちーちゃんが好きなサラが…すげーな」 そう言うと、私の机から体をはなし、背中を向けてしまう 私だって、どんなことを言われてもも嫌いになれないくらい 先生が好きなんだって…不思議なくらい .