先生は蒼い瞳の狼くん*2nd






私が欲しい言葉を先生はくれない


だからって、もう自分からそんなことは言えない


先生がそう思って、言って欲しい言葉だから…


「そんな男、どこがいいんだよ…」

「?」


「俺なら、離れるけど"待ってろ"っていう」


「……龍之介くん」

「でも、そんな事を言われてもちーちゃんが好きなサラが…すげーな」


そう言うと、私の机から体をはなし、背中を向けてしまう



私だって、どんなことを言われてもも嫌いになれないくらい


先生が好きなんだって…不思議なくらい





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