それから、全部はなすと、妙に納得したように先生は頷いていた
「でも、先生のお父さんは嫌じゃないんでしょうか?」
「?なんでだよ」
「だって、息子が…その…」
こんな高校生の女の子と付き合ってるなんて
「あぁ、それなら問題ない」
「?」
「親父も若い女は好きだし、サラは好印象だったんだろう。じゃなきゃ反対してたからな」
「そう、ですか」
それは、ダメではないってことだよね?
「でも、先生のお父さんがお医者さんだとはびっくりです。あ…あれ?でも、ところでなんで千尋先生はあの病院にいたんですか?」
まるで、医者として働いてるみたいに…
そんな疑問を投げ掛けると、先生はひと呼吸おいてから、私を見つめる
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