ど、どうしよう 「る、瑠花!」 "何か言って!"そう囁くと、瑠花は黙ったまま龍之介くんを見つめる 「なんだよその目」 「別に、これで何人目かな?って」 「…は?」 挑戦的な瑠花に、お前には関係ない、そう言いたそうに彼の顔が険しくなる 「まぁ、どうでもいいけどさ。あ、サラ?私トイレ行ってから行くから先に行ってて」 「え?あ、うん…」 瑠花の教科書を受けとると彼女は少し駆け足で行ってしまって 残されたわたしは…き、気まずい .