先生は蒼い瞳の狼くん*2nd





だから、近付けないのは寂しいけど


謙先生に逆らえないのが事実


「あーでも、私ってばどうしよう!」


「?」

色々考える私をみながら、瑠花は両手で頬をおさえる


「やっぱりチョコと言えばあれでしょ」


「あれ?」


あれってなに?


「だーかーら!ほら、"お前が口移しで食べさせて"とか!」


「…………」


「いや、ちーちゃんなら絶対にいう!変態だし」

なぜだか、張り切る瑠花に私は苦笑い


「い、言わないよ…そんなこと」


「いいえ、あの人は言う。サラが一番の経験者じゃない」


「…………」


ま、まぁ


確かに色々と情熱的な所はあるから…完璧には否定出来ないっ



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