先生は蒼い瞳の狼くん*2nd





――――……


その日から3日がたち



「サラ、今日帰りにチョコ買いにいこうよ」


午後の休み時間


次の授業の準備をするわたしに瑠花がそう言う


「うん」


実は、明日は待ちに待ったバレンタイン


かなり前から特集などをみてこの日を楽しみにしていたのだ



もちろん…私は先生にあげるつもりだ











3日前の出来事で、なんだか私たちの関係が変わった…と言うか

雰囲気がかわった―…


謙先生が男って、安心感からなのか私は先生に対して不安にならなくなった


先生は私を好きでいてくれてる、そのことに自信が持てるくなった―…



「なに、なんか嬉しそう」


ニヤつく私に瑠花がさらに笑う


「最近、サラちゃんは先生不足だからこれを機会に!なんておもってる?」


「へ?!な、な、何を言うの!」


突然の事に慌てて否定するけど、実は不足してるのは本当


だ、だって…


謙先生にバレてからと言うもの、まるで私達を監視してるかのようによく保健室にくる


もちろん、半径一メートルのルールは守ってる