「…………っ」 誰もいなくなった保健室があまりにも静かで、むなしくなる 答えを聞けなかった… 聞けなかった… 「…はは」 駄目だな…わたし 次、先生が戻ってきたら私はそれを聞く勇気はもう出ない 二回もなんて聞けないよ… そんな気持ちがあふれて、私は布団を思い切りかぶってギュと目を瞑った――… それから、どのくらいの時間がたったんだろうか―… いつの間にか、私は眠りについていた… .