「悪いのは、サラ。当たり前よ」


ゴホンと咳払いをして瑠花は再び食事を初めてしまう


「うっ」


「分かってるなら、我慢してご飯たべなさい」

「………」


少し冷たい瑠花


「だいだい、あの二人が仲がいいだなんて知ってるんだから疑ったらきりがないって」


それはそうだけど…


「ちーちゃんはサラがいるのに浮気なんてするような人じゃないから大丈夫だって!それに…謙先生とじゃ…浮気したくても浮気出来ないから」


「………え?」


な、なんで?あんな美男美少同士なのに?


「あ、そんなことより!早く食べる!もう落ち込まない!もし浮気したら私がちーちゃんを殴ってあげるから!」


い、いや


それ、かなり問題になると思うのは私だけだろうか


だけど

心配してくれてる瑠花がいて話しを聞いてくれてるからまだ私の気持ちは安心なのかもしれない


不安なのには、変わらないけど



そう思い、私は瑠花に促されるように朝食を取った



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